霊界の仕組みを知る者はこの世の中にどれほどいるのだろうか。
歴史上の人物でそれに該当するのは、スウェーデンの賢人「エマニュエル・スウェーデンボルグ」と言っていいかもしれない。
彼は霊界の仕組みを知り、自由自在に出入りをしたとして知られている。
そこで今回は霊界の仕組みを知る賢人「エマニュエル・スウェーデンボルグ」に迫った。
“神童”と称された「エマニュエル・スウェデンボルグ」
スウェーデンのストックホルム出身の賢人「エマニュエル・スウェーデンボルグ」は、自由自在に霊界に出入りしたけでなく、神も幻視したとして知られる人物だ。
image: hhomepage2.nifty.com/nihonshingaku/
彼は幼い頃から“神童”と言われるほどの学力を持ち、わずか11歳で名門大学「ウプサラ大学」に入学した経歴を持つ。
もはやこれだけでも驚きなのだが、さらにスウェーデンボルグは在学中にラテン語の詩集を出版。大学を卒業すると、イギリスやドイツなどヨーロッパ各国を渡り歩き、代数学、物理学、天文学を修得した。
彼がスウェーデンに帰国したのは28歳のときだった。
その後、スウェーデン初の科学雑誌を創刊しただけでなく、技術者としての才能も存分に発揮する。さらには王立鉱山局の監督官を務め、土木工学や熱物理学、磁気学といった様々な学問を修得した。
スウェーデンボルグが考案した航空機と鉱石巻上機
年齢を重ねると共に、ありとあらゆる学問を修得していったスウェーデンボルグだが、やがてその好奇心は“霊界の仕組み”へ傾いていくことになるのだ。
50歳を過ぎた頃から“幻視体験”をするようになる
霊界の仕組みを知る賢人が、その霊界へと導かれるきっかけになったのは50歳を過ぎた頃だった。
これまでに様々な学問を修得してきた彼は、解剖学に興味を持つようになる。そして、それは次第に脳のメカニズムへと移り、1743年を境に霊的な世界を体験するようになった。いわゆる“幻視体験”をする機会が増えたのだ。
1745年になると霊界の仕組みを知り、神を目の前で見るようになった。以降、スウェーデンボルグは覚醒状態を用いることで、自在に霊と交信できるようになり、霊からの教えを説くことに専念することとなる。
何でも彼は霊から“霊的な教え”を授かったと共に、それを伝えるよう命令されたのだという。
こうして霊界の仕組みを知り、それを伝える人間となった彼は、神秘主義者として活動するようになった。
なお、神秘主義者となったスウェーデンボルグは、著作「霊界(原題:Heaven and Hell)」において活動のすべてを綴っている。同書を読むと、不思議なことに霊界の仕組みを具体的にイメージしやすい。おまけに霊界の仕組みの詳細も書かれている。
では、霊界の仕組みとはどうなっているのだろうか。
スウェーデンボルグが明らかにした「霊界の仕組み」
スウェーデンボルグ著作「霊界」によると、霊界の仕組みは次のようになっている。
1:死んだ者は“指導霊”に誘われる
2:たどり着く先は「精霊界」
3:そこで霊的な目覚めをはたすことになる
4:3を終えることができたら「霊界」へと旅立つことができる
さらに霊界の仕組みは地球上の社会と同様、やや複雑になっているようだ。
霊界は天界(天国と霊国)と地獄にわかれているだけでなく、天国、霊界地獄にはそれぞれ3つの等級が設けられているのだという。
霊界の仕組み(イメージ)
また、現実世界と同様にいずれの世界も草木が茂り、霊は体を持って言葉を発すると共に家に暮らしているそうだ。
以上がスウェーデンボルグの見た“霊界の仕組み”である。
しかし、この霊界の仕組みにはどのような意味があるのだろうか。
残念ながらその追究が進むことはなかった。
なぜなら彼は当時滞在していたロンドンでこの世を去ったからである。(享年84歳)
ちなみにスウェーデンボルグが亡くなった日は、最後の予言を行った日でもあったという。
彼が見たとされる霊界の仕組みは非常に興味深いが、著作の一部がキリスト教の教義を逸脱しているとして、“異端児”扱いされているのも事実だ。
しかしながら、世界を代表する文学者・思想家であるゲーテ、バルザック、ドストエフスキーに大きな影響を与えたことも言うまでもない事実である。
とはいえ、霊界の仕組みと真理はいまだ謎のままだ。




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