旧ソ連(現:ロシア)を代表する念動力者ニーナ・クラギーナをご存知だろうか。
彼女は特殊能力「体内放電」が出来る人物として知られ、数々の実験でその念動力を証明してきた。
今回はそんな体内放電で念動力を放つ超能力者ニーナ・クラギーナ(現:ロシア)についてまとめた。
ニーナ・クラギーナが念動力に気づいたキッカケ
Image:In Deep
ニーナ・クラギーナ(1926年~1990年)は、超能力で有名な国・ロシア(旧ソビエト連邦レニングラード)出身。
大抵の超能力者は幼少期からそのパワーに気づき、その分野で活動するものだがニーナのケースは別だ。
ニーナが自身の念動力に気づいたキッカケは、結婚後にノイローゼになってしまった時のこと。1964年、彼女はノイローゼ治療のために入院をするのだが、その際、看護師や患者の前で刺繍糸が入った袋から、中身を確認することなく糸の色を当ててみせたという。
この能力が単なるトリックではないと感じたのが、レニングラード大学(ロシア)のワシリエフ教授。その後、ニーナの能力を調査するための実験が行われたが、その結果はどれも驚きの連続だった。
ニーナに行った事件は以下のものとされている。
- 蛙の心臓を念動力で止める(実験成功)
- 目隠しをした状態で字を読む(実験成功)
- 手を触れずに念動力で物を動かす(実験成功)
実際にニーナが実験している模様が以下画像。
Image:Sjarre
これらの実験以外にも、ニーナが両足麻痺で動けない状態の男性に触手治療をしたところ、男性は3ヶ月後に歩けるようになったという。
このようにニーナが自身の念動力に気づいたキッカケは、ノイローゼでの入院⇒教授の注目があってのことなのだ。
“体内放電”によって生み出されるパワー
Image:Youtube
ニーナ・クラギーナの超能力はごく自然に発揮できるものではない。彼女が念動力を用いるには相当辛いリスクを負う必要があった。
彼女が念動力を用いようとすると、血圧が上昇するだけでなく脊髄に激痛が走ったと言われている。また、手の皮膚には火傷が生じ、時には袖口が燃え上がってしまうこともあったようだ。
この体内反応について研究グループが調べたところ、ニーナの体内では放電エネルギー場が形成されていることが明らかに。さらに同エネルギーの半分は体外放出されるものの、残りは体内に放出されたのだという。
また、彼女の念動力の副作用は計り知れないものがあり、体重減少をはじめ頭痛や不整脈に苦しめられた。
これだけのリスクを背負いながらもニーナが実験を拒まなかった理由は、科学の発展の為だと言われている。常に彼女は実験に協力し続け、苦痛を伴いながらも念動力を使っていたのだ。
念動力で有名なロシアという国
超能力で有名な国・ロシア
Image:Wikipedia
ニーナ・クラギーナは旧ソビエトではあるが、ロシアという国は何かと念動力で話題の国でもある。
ニーナの念動力を用いた実験の数々は、当時、旧ソビエトが軍事利用をするためだったのではないかという声もある。
事実、旧ソビエトは国をあげて超能力を研究していたと言う情報もあることから、ニーナは単純に利用されていただけだったのかもしれない。
超能力者が多いことで知られるロシアだが、この国にはそういった不思議なパワーを持つ家系であったり人材が多く生まれるとも考えられる。
なお、ニーナが持っていた念動力の秘密は未だ明かされていない。
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