それは飛行機雲なのか・・・。
ここ数年、アメリカやカナダの上空で奇妙な飛行機雲が現れ、話題を呼んでいる。
それはケミカル・トレイル(科学的な / 化学物質の航跡)、略してケムトレイルと呼ばれる現象だ。
ネット上などではこのケムトレイルと飛行機雲の違いが注目されているが、今回はこれの真実について迫ることとした。
ケムトレイルと飛行機雲の違いとは
image: 阿修羅
一見するとケムトレイルは飛行機雲のように見える。
しかし、その違いは模様の数と言っていいかもしれない。ケムトレイルは多くの模様を描き、並行する2本の直線、X字形、W字形、格子や円形などさまざまだ。
また、ケムトレイルと飛行機雲の違いを裏付けるものとして、ケムトレイルは通常の飛行機雲よりも長く空中にとどまり、徐々に広がっていく特徴を持っているのだ。
そしてレース編みのような淡い状態になった後、ごく普通の雲へと姿を変える。
飛行機雲との違いが明らかなケム・トレイル
image: ハピズム
おまけにケムトレイルには見過ごすことができない真実がある。
それは目撃者の多くがその後、体調を崩しているという点。
悪寒や鼻水、目の充血などが多いが、鼻血や血痰、関節が痺れるなど、より重い症状に悩まされている人々もいるそうだ。
はたしてこのような健康被害まで引き起こすものの正体、そして真実は・・・。
ケムトレイルの真実に迫る
ケムトレイルは飛行機雲と違いある何かとして噂されているが、これまでに多くの仮説が立てられてきた。
気象操作実験をはじめ、生物・化学兵器のテスト、余剰燃料の不法投棄など挙げるとキリがないほど様々な噂がある。
しかし、一部の研究科たちはケムトレイルがアメリカ政府や情報組織の諜略に基づいて作られたと確信しているようだ。そう、それの真実はアメリカ政府のみが知っている可能性がある。
ケムトレイルの真実は地球の電離層を探る目的で推進中のHAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム)が引き起こしているものだという情報も。
HAARP
image: crystalinks.com
そもそもこのHAARP、東日本大震災でもある層から「地震兵器」と噂された、謎多き装置だ。HAARPは本来の目的以外にも、地中プラズマに干渉することで人工地震発生装置にもなりうると指摘されている。
つまり、HAARPの真実が解き明かされれば、自然とケムトレイルの真実も解き明かすことができるかもしれないのだ。
また、別の視点で考えるなら、ケムトレイルがHAARP稼働の手助けをしている可能性もある。
HAARPと切り離すことができない存在か
HAARPの制御には電離層内のプラズマが欠かせないのだが、気象条件などでそれが望めないときは人工的にプラズマを作り出すのだという。
そのために使われる帯電したエアロ・ゾルがケムトレイルになったという説も。
人体に有害な物質が含まれているとおぼしきエアロ・ゾル=ケムトレイルが、巨大地震を引き起こすHAARPによって使用されていたとするなら、それはまさに非人道的な行為である。
本当にアメリカ政府がそのような計画を行っているのだとしたら、はたしてどのような目的があるのだろうか。そして、その真実が公開されるときはやってくるのだろうか。
真実を隠すことで知られるアメリカ政府は、いつの時代になっても多くの謎と疑問を我々に浮上させてくれる。
単なる飛行機雲であったらどれだけいいことか・・・。
今後もその真実は明かされないまま時間だけが過ぎていくのかもしれない。
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