2015年、シベリアから何とも恐ろしく不気味なニュースが舞い込んできたことをご存知だろうか?
当時、仏国立科学研究センター(CNRS)などの研究グループの発表によると、約3万年前のシベリアに存在する永久凍土から新種のサンプルを発見したという。なお、同ウイルスの発見は永久凍土から採取した土壌サンプルから明らかになったという。
このニュースが報じられると瞬く間に全世界へ拡散。
ネット上では“太古の殺人ウイルス復活”という、にわかに信じられないような情報が溢れていた。
はたしてシベリアの永久凍土の地下から発見された問題のウイルスとはどういったものなのだろうか。
今回はこのシベリアの永久凍土から発見された“太古の殺人ウイルス”に迫ることとした。
シベリアで“太古の殺人ウイルス”が発見される
2014年3月、ある科学専門誌に驚くべき論文が掲載された。
そこにはシベリアの永久凍土の地下30mから32,000年前のウイルスが掘り出され、さらに再活性化=復活したというのである。
なお、同論文によるとその永久凍土から発見され復活したと思われるウイルスは、古代種の天然痘ウイルスだという。これが事実だとすればとんでもない未来がやって来そうな気もするが・・・。
シベリアの永久凍土から発見されたウイルス
image: パンデモニウム
では、シベリアの永久凍土から発見されたウイルスにおける発表内容をあらためて。
同ウイルスを発見したのは仏国立科学研究センター(CNRS)などの研究グループ。約3万年前のシベリアの永久凍土から土壌サンプルを採取したところ、新種のウイルスを発見。同ウイルスは風邪の原因になると言われている「アデノウイルス」をはじめ、腫瘍やがんに関係する「パピローマウイルス」に酷似しているというが、それらのウイルスと比較すると7倍ほどの大きさなのだという。
また、直接的に人間へ感染することはないものの、微生物に感染し、増殖する能力を持っているとのこと。
研究グループは「すべてのウイルスが、冬眠状態で生き続ける能力を持っているとは限らないが、永久凍土には未知のウイルスが多数眠っている可能性がある」とし、現時点で懸念されている温暖化によって病原性を持ったウイルスが復活する危険性があると警告した。
永久凍土のウイルス復活は予言されていた?!
シベリアの永久凍土におけるウイルス復活のニュースと共に再注目された情報がある。
それはブルガリアの予言者で1996年に85歳で亡くなった「ババ・ヴァンガ」という女性の“予言”だ。
当サイトでも彼女の予言について記事にしているが、その的中率は非常に高く(ブルガリアの機関によれば的中率は80%以上)、ブルガリア政府が公式に国家機密指定したものもある。
2015年にブルガリア政府は、ババ・ヴァンガの予言の一部を公開したのだが、そこには恐るべき事態が警告されていたのだ。
ババ・ヴァンガが予言していたシベリアの永久凍土から発見された殺人ウイルス
なお、予言者であるババ・ヴァンガが残した予言のなかで、シベリアの永久凍土から発見された太古の殺人ウイルスを匂わせるものがある。
それが以下の予言だ。
なかには上記予言を2015年にアフリカ・ナイジェリアで発生した事件を指すという者もいる。ちなみにナイジェリアで起きたウイルス事件は、感染すると24時間で死亡する奇病が蔓延したというものだった。
確かにこちらの予言のようにも思えるが、「ワクチンが創り出されても終わりではない」という記述はシベリアの永久凍土で発見された「太古の殺人ウイルス」を指しているのではないだろうか。
根絶された天然痘の復活は人類滅亡をまねく
天然痘はかつて世界中で死の病と言われたが、1980年には地球から根絶されている。現在は予防接種を受ける習慣もなく、免疫を持っているものが皆無だ。
もしシベリアの永久凍土から復活した天然痘ウイルスが蔓延したり、テロに使われたりしたら間違いなく人類滅亡へのカウントダウンがはじまる。いや、もう発見されている時点で人類滅亡へのカウントダウンははじまっていると言っていいかもしれない。
さらにアフリカの未知の細菌がどんどんアウトブレイクしたとしたら・・・。
人類滅亡のキーワードはやはり殺人ウイルスの猛威なのかもしれない。そう、シベリアの永久凍土から天然痘ウイルスが発見され、それが復活してしまった時点で我々人類はパンドラの箱を開いてしまったのである。
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