あなたは「世界を代表する予言者は?」と問われたら、どの予言者の名を挙げるだろうか。
ノストラダムス?ジーンディクソン?
いや、もっとも高い的中率を誇る「エドガーケイシー」を挙げる人は少なくないだろう。
エドガーケイシーは生前、“日本が沈没する”といった驚愕の予言を残している。
はたしてこの予言に信ぴょう性はあるのだろうか。
エドガーケイシーが予知能力に目醒めるまで
エドガーケイシーは言わずと知れた、「世界3大予言者」のひとりで、ノストラダムス、ジーンディクソンと並び称される人物だ。
image:ameblo.jp/star-mine0104/
彼が生まれたのはアメリカの農家。ごく一般的な家庭であり、クリスチャン一家としても知られた家に誕生したわけだが、両親が超能力を持っているなど特殊な点は見当たらない。
エドガーケイシーが予知能力に目醒めたのは15歳の少年時代のこと。
彼は友達らと野球を楽しんでいると、ボールを背中に受けてしまい昏睡状態に陥ってしまう。
驚きなのはここからだ。
意識も医学知識もないはずのエドガーケイシー少年は、医学的にも間違いのない治療法を言葉にしたのである。
この言葉を信じた両親はその通りの治療を行った。すると、昏睡状態だったにもかかわらず、翌日には完治したという。そう、彼は15歳にして初の“催眠透視”を行ったのだ。
その後は成長と共に予知をはじめとする、彼の超能力のエピソードが増えていくこととなる。
予言者・エドガーケイシーの高いリーディング(透視)的中率
エドガーケイシーの超能力が完全に覚醒したのは23歳のときだった。
突然、失語症にかかってしまった彼は、知人の催眠術師アル・レインに催眠療法を依頼。実はこの催眠療法こそが、自身の予知能力を高める要因となる。
エドガーケイシーは催眠中、予知できる能力を持っていること、そしてそれを発揮できることが明らかになったのだ。
その後、彼はあらゆる予言を的中させていく。
1929年の世界恐慌は4年前に予言。その後の経済回復の時期までも的中させていることもあり、瞬く間にエドガーケイシーの名は世間に広まった。そして、予言者としての地位を確率したのである。
また、エドガーケイシーは予言だけでなく、目前の人の前世や未来に関するリーディング(透視に似たような能力)でも、95%以上の的中率を誇った。
さらには難病を抱える人々の診断・治療も行ったという記録が残っており、その数にして数千人の命を救ったという。
ケイシーが言い残した「日本沈没」の信ぴょう性
image: cayce.gr.jp/
エドガーケイシーの予言でもっとも気になるのは、「ポールシフトによる大激変」だ。
実はこの予言、“日本が沈没”するといった内容も含まれているのだ。
彼の予言は以下のとおりだ。
「1958年から1998年にかけてポールシフトにより大激変が起こり、アトランティスが再浮上する。その際、地球規模の地殻変動が起こり、日本は沈没する」
非常に不気味な予言ではあるものの、すでにこの時期は過ぎている。それに現時点でここ日本は沈没などしていない。
以上から日本沈没やポールシフトによる予言は外れたと指摘されているが、どうやら時期がズレただけで終わっていない可能性があるようだ。
事実、2010年ごとから北の磁極がとてつもない速度でシベリア方向へ移動している。つまり、磁極ポールシフトが起きている可能性は十分に考えられるのだ。
そう、エドガーケイシーが言い残した日本沈没における予言は、大変動の兆候を指していたのかもしれない。
とはいえ、日本が本当にこの先、沈没するのかは誰にもわからない。
エドガーケイシーがこれまでに予知・透視した件数は、実に14246件。これらのデータはすべてアメリカの「研究啓蒙協会」(A.R.E.)に管理されている。
この記事へのコメントはありません。