森の妖精ノームはもはやゲームなどファンタジーの世界で描かれる空想の存在として知られる。
しかし、現実世界において森の妖精ノームを目撃したという声は少なくない。
森の妖精ノームの目撃例が多いのはヨーロッパ。
ある地域では土の精霊、また違う地域では森の精などと呼ばれ親しまれているが、果たしてのその存在は伝説上のものなのだろうか。
今回はアメリカで撮影されたという森の妖精ノームが映る動画について探ることとした。
アメリカで撮影された森の妖精ノーム
image:blogs.yahoo.co.jp/drm0423
あくまで伝説上の存在とされる「森の妖精ノーム」。
おそらく多くの人が「森の妖精」と聞けば、何となくその姿をイメージすることができるだろう。
まずはその森の妖精ノームの詳細から。
森の妖精ノームとは
ノーム(英: Gnome)は、四大精霊のうち、大地を司る精霊・妖精(elementals)。主に地中で生活しており、老人のような容貌をした小人。手先が器用で知性も高く、優れた細工品を作る。
引用:Wikipedia
その姿は森の妖精というよりも、小さなじいさんといったほうが正しいかもしれない。
そんな森の妖精ノームであるが、なんとその姿がアメリカで撮影されていたことがわかった。
撮影者は超自然現象研究科のキース・スニアダッパ氏。
彼はアメリカのピッツバーグ郊外で野生動物の生態を観察すべく、熱反応センサー式のカメラを森の中に設置していた。
そして、問題の動画がついに撮影されることになる。
2014年7月2日、彼はいつものようにカメラをチェックすると、そこには奇妙かつ不気味な存在が写っていたのだ。
その不気味な存在は赤っぽい鳥のようにも見えたが、動画を拡大してみたところそれは鳥ではなくピンク色の豚のような顔をしていて黒い眼球を持つ小人だったのである。
森の妖精ノーム?が撮影された動画(画像あり)
てっきり森の妖精ノームが映った動画が撮影されたものと思っていたが、よく調べてみるとそれは動画ではなく1秒ごとに連続撮影できる写真(むしろ画像と言ったほうが適切なレベル)だったことがわかった。
では、森の妖精ノームと思われる存在が撮影された3枚の画像をご覧いただこう。
画像:森の妖精ノームと思われる何かが写った動画のキャプチャー
image: オカルトNEWS★かすぽ
いかがだろうか?
確かに赤い鳥とは異なり、小人のような存在(これが森の妖精ノーム??)であることがわかる。
2枚目の画像では細い足が確認でき、3枚目の画像を拡大してみると、小人と思われる存在は円錐形の頭に白い球のついた帽子をかぶっているようだ。
なお、周囲の草木から背丈を割り出すと、小人の身長は1.1メートルと推測できたという。
また、連続して撮影された画像にうつっている小人が別々の姿をしていたことから、これは人形などではなく生きて動いていることがわかったのだという。
我々が思い描くようなレプラコーンやゴブリンの姿をした容姿とは程遠いが、仮にこの画像の小人が実在するのだとしたら、これこそが森の妖精ノームの正体なのかもしれない。
画像に写っている小人はフェイクか実物か?
問題の動画(画像)の撮影に成功したキース氏の後日談によると、彼の友人が撮影現場から40キロ離れた北の地で同じような生物を目撃したのだという。
後日談などいくらでも足すことができるわけだが、画像にうつる生物が森の妖精ノームであるかを証明するには現状の画像だけでは困難といえよう。
小人もしくは森の妖精ノームと題してフェイク動画をアップする動きは以前からあり、現代の編集技術をもってすればいくらでも作成可能。
正直なところ、問題の画像に写る生物がノームであるかどうかはジャッジすることができない。が、ありきたりなフェイク動画と比較すれば、その信ぴょう性は低くないと感じる。
いずれにしてもフェイク動画ばかりが溢れている現在、どんな動画や画像に映るものも偽物と疑ってしまうクセが根付いてしまった。
だからこそ、この画像に写る生物が森の妖精ノームなのかどうかは撮影者のキース氏を信じる他ないのだ。
なお、この動画における進展や新たな情報は入っていない。
せめてもこの動画がホンモノであるかフェイクであるかが明確になれば、幾分かスッキリするのだが・・・。
そもそも森の妖精ノームが実在したとしたら、それは妖精というべきなのかUMAだったというべきなのか。
いや、小さな人間、すなわち小人という言うべきなのか謎である。
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