30分以上も停まらない電車・・・。
数々のネット都市伝説が生まれているが、なかでも有名なのが、巨大掲示板サイト『2ちゃんねる』を発祥とする『きさらぎ駅』と呼ばれる都市伝説だ。
この話は2004年1月8日、同サイト内のオカルト板にある『身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ26』の書き込みに端を発する。
もはやこのきさらぎ駅はネット上の定番都市伝説となっているが、その7年後においても書き込まれるなど、人気コンテンツになりつつあるのだ。
そこで今回は「きさらぎ駅」の真相とその7年後についてまとめた。
すべては「はすみ」の書き込みからはじまった
image: togetter.com
2004年1月8日深夜0時、「はすみ(葉純)」というハンドルネームを名乗る人物からの「気のせいかも知れませんがよろしいですか?」との投稿から始まり、「いつも通勤に使っている電車なのですが先程から20分くらい駅に停まりません。いつもは長くても8分で停車するのですが」と書き込みが続く。
その後、電車は投稿者「はすみ」を乗車してから約40分経ってようやく駅に停車。そこは無人駅でホームにいるのは投稿者「はすみ」だけ。
この駅の名前が「きらさぎ駅」だったという。
駅周辺に着いても、「近くには本当に何も無いです。草原とか山が見えてるだけです」と、人の気配はおろか民家すらない。ただし、携帯電話は使えるらしく、「家に電話して迎えに来てくれるよう頼んだ」「線路に沿って歩きながら両親からの電話を待ちます」と、投稿者「はすみ」はきさらぎ駅を離れ、電車の進行方向沿いに歩き始める。
やがて伊佐貫という名前のトンネルを抜けた後、誰かと出会ったらしく、「親切な方で近くの駅まで車で送ってくれる事になりました」と事態は急転する。
投稿者はすみは無事なのか?「きさらぎ駅」の真相やいかに・・・
image: hmatome.naver.jp
ところが、「先程よりどんどん山の方に向かってます~ (中略) ~全然話してくれなくなってしまいました」とマズい状況に。
結局、携帯電話の電池が残りわずかになり、「もうバッテリーがピンチです。様子が変なので隙を見て逃げようと思っています。先程から訳のわからない独り言を呟きはじめました。いざという時のために一応これで最後の書き込みにします。」これを最後に投稿は二度となかった。
ちなみに投稿時間は翌1月9日の午前3時44分を指していた。
スレッド内で「はすみ」なる投稿者は、他の住人たちからの質問にも答えているが、最も不可解な点は、最初に降りたきさらぎ駅が、日本中のどの路線にも実在しない点にある。
実は比較的早い段階で、「路線は静岡県の私鉄です」「新浜松からの乗車です」との投稿が行われている。また、「乗った電車は11時40分だったと思います」とも書き込んであった。以上のことから新浜松駅を始発とする静岡県の私鉄『遠州鉄道』の午後11時40分発の列車に乗ったとの推測が浮かび上がる。
きさらぎ駅と称する駅構内の画像も何者かによってネットにアップされたが、鉄道マニアの指摘によって赤穂線(JR西日本)の「西相生駅」(兵庫県相生市)であることが証明される。
その後、きさらぎ駅の場所探しは、完全に行き詰まってしまった。
このように、ネット上ではきさらぎ駅の場所をめぐり噂が錯綜。別の世界に連れて来られてしまったことに対してネットを通じて書き込みという形で実況。「きさらぎ駅」とは、まさに新時代らしいネット系都市伝だといえるだろう。
7年後の2011年6月、はすみを名乗る者からの書き込みが・・・
image: gunosy.com
きさらぎ駅の件で消息を確認できない状態となった投稿者「はすみ」だが、その7年後の2011年6月30、都市伝説をテーマにしている情報サイトに意味深な投稿が・・・。
その投稿はなんときさらぎ駅で消息不明だった「はすみ」を名乗る人物からだったのである。
7年後の書き込みということで誰もがその投稿に注目した。
はすみ「7年ぶりに普通の世界に帰ることができた。」
とはいえ、この投稿を最後に現在まではすみからの書き込みはない。よって、この7年後の投稿はニセモノと言われている。
なお、今もなお「きさらぎ駅」の真相は明らかにされていない。
今蓮見さんと連絡を取っているTIです。
彼女は今23歳です、両親姉が車で事故に相両親が即死姉は助かったのですが2年後庭で首を吊って自殺しました。
妹さんはその日から言語を出来なくて仕舞い手話です。
お婆ちゃんと生活をして来ましたが昨年亡くなって仕舞い天蓋孤独の人生を歩んで居ます。
偶々私がお婆ちゃんから孫の事を頼まれて居ます。
蓮見の姓を浜松市で名乗る方が何処に住んで居るか分かれば教えて呉れますか?